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そのまんま

東国原氏は、「メディア嫌い」というイメージが徐々につき始めてきているが、記者と一緒に草野球までしてしまう松井秀樹選手のスポークスパーソンぶりを参考にしてみてもいいのではないだろうか、と思った最近のニュース。

ちょっと前の話ですが、かの宮崎県知事、東国原氏が、定例記者会見の席で「この定例記者会見は不要なのでは?」と記者クラブの記者に問いかけたことで物議をかもしたらしい。当然ながらメディアはその部分だけを報道し、そうなるであろうことを知事自身もブログに書いていた。

もちろん会見内容をそのまま2ページにもわたって紙面に書くことはありえない話で、そのような表現を用いてしまったがために「稚拙」と記者からの非難を受けてしまったわけだが、ガ島通信の藤代氏も書いているように、「マスコミは本質とは違ったところで、記事になる「おいしい言葉」を虎視眈々と狙って」いることも事実です。

日本(と韓国)特有のシステムである「記者クラブ」の存在意義や問題点は非常に多くの議論がなされてきており、そうやすやすと筆者に立ち入ることのできる領域ではありません。が、ひとつ言えるのは、各業界別に区分された情報の集積地としては十分に機能しており、われわれ広報に携わる人間にとっては効率的であることに変わりはない。一方で情報が公開さえれるのが当たり前のこの世の中において、情報をコントロールして、記者クラブ加盟社のみに開示しよう、という広報手法が効果的かどうか、業界によっても異なりますが疑問があるのは当然です。

ポイントはどのように記者クラブという存在を捕らえるかにあるのかな、と思う。


そのヒントを前宮崎知事の浅野史郎氏がJ-CASTニュースの取材に対する回答で示してる。浅野氏によると、定例会見は「色々なことが話せるという『権利ベース』で考えていました。東国原さんの場合は月1~2回とのことですが、自分は週1回でした。この週1回というペースは、自分で考えをまとめるのにも役立つ。」とのこと。

さらに浅野氏はこのように語っています。「何か聞かれたときは、『それは定例会見で言ったとおり』と言えば良いし、それが自分にとってやりやすかった」。うーん、秀逸です。

ちなみに記者クラブ的なものは、アメリカにも国防総省などに存在するものの少数で、日本と違って情報の第一次経路ではなく「サロン」としての役割が強いとい。また海外では政治家のブログも多く、ブログを通じて得られる「知の交流」に価値を見出す政治かも多いと聞きます。

東国原氏は既存のメディアや既存の価値観との対立軸を生み出すことも奏功して、かつての小泉首相ばりの高支持率を生み出しています。いまはそれでよいと思いますが、記者を自身のブレーンとして巻き込み、「自分の考えをまとめ」、「知の交流」を生み出す場として記者クラブを活用することができれば、さらにすばらしい県政を行うことができるのかもしれませんね(ブログもせめてトラックバックをオープンにすればいいのに)。

本日のニュースはJ-CASTニュースでどうぞ。
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