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PS3

かつて話題になった『SETIアットホーム』がより崇高な(?)目的のもとリニューアルされたような、いい意味での置き換え手法によるCSR的展開だな、と思った。

ソニー・コンピュータエンタテインメントが、PS3の利用者がネットを通じて体内のたんぱく質の合成過程を解析するプロジェクトへの参加を可能にすると発表した。これは、米スタンフォード大が2000年に開始した「Folding@home」プロジェクトへの参加のこと。

「Folding@home」は複雑で膨大な計算が必要とされる、たんぱく質が合成される過程の解析を、複数のコンピューターのCPUをネットでつないで行うプロジェクトで、天文学的な計算処理を分散する「グリッドコンピューティング」の手法を利用している。

2000年にスタートした、各家庭のパソコンをネットで接続して、地球外生命の存在を探査する人気プロジェクト「SETIアットホーム」と基本的には同じですね。

ただ、今回このニュースが単なる焼き直しではなく目新しく映るのは、「ゲーム機」で「医学」に貢献できる、という組み合わせの意外性のためだと思う。


参加する側にとっては、自分が役に立っている、というCSR的な気分を味わうことができ、一方ソニーにとってはCSR的企業姿勢のみならず、単なるゲーム機ではないPS3に搭載されたCPU「セル」のパワフルな能力をアピールしようという狙いもあります。もちろん「Folding@home」にとっては解析が進む、というメリットがあります。

非常によくできたストーリーですね。

広報的な観点から見た場合、CSRを企画する上で最も重要なのは「取り組む(投資する)べき理由」が明確かつ自然であることです。同時にそれは、自社の技術や企業姿勢のアピールにつながっていなければなりません。

筆者もこのようなCSRプロジェクトを実施してみたいものです。

本日のニュースはasahi.comでどうぞ。
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