
昨日「YouTube時代の大統領選挙」出版記念イベントにご招待いただき、さらに本までいただきました。
この表紙のデザイン、青の部分のみ読むと、「You 時代の 選挙」となり、グッとくるメッセージが込められています(イベント中このことの説明が東急エージェンシーさんからありましたが、筆者は一応その前に気がついて、数年前のTimeのperson of the yearだな、とニヤニヤしていました)。
まだほとんど読めていないのですが、昨日のイベントが、この本の中身のクイックツアーのような意味合いも兼ねていると思うので、イベント中のメモを中心に文書化してご紹介(順序は進行と異なります)。
・バラク・フセイン・オバマは、考えられないようなファクターのコンビネーションの持ち主でプロダクトが良すぎだが、そのEngagementを生む行動やブランディングはマーケターとして参考になる所が多い。
・ヒラリーは自分の政策を愛しているとコミュニケーションしていたが、オバマは人々を愛している、と語った。このことは人種をはじめとする様々な環境別に23ものチャネルに分けて展開している"
PEOPLE"にも現れている。
・オバマは、130万の登録されたメールアドレスに対して直接的な対話を行っている。支援者に向けてパワーポイントを送信し、ビデオで公式な戦略説明。また支援者との
昼食会では「皆さんの口コミが重要」と伝えたりしている。
・逆境になると強くなるのがオバマ。いわゆるライト牧師発言で炎上状態になりそうになったときなど、問題に対して正面から対話を行う姿勢が米国では支持された。
・「政治献金」もまたEngagementを生む。献金は投資であり良いROIを得るため人々は強力にEngageする。実際にペイリンのオバマ批判の演説後、オバマには1日で8億円を超える献金があった。
・オバマは私たちが夢だと思っていたことを実現してしまった。米国民はそれに出逢ってしまった。
・就任演説の前に支援者に直接送られた
メール。 I want to be very clear about one thing...All of this happened because of you.
・Twitterの隆盛に見られるソーシャルメディアの発達により、もはやマジョリティはサイレントではなくなったし、マジョリティと呼ばれること自体好まない。今やマジョリティは、行動しない人→見物→参加→収集→批評→クリエイティブのいろいろな顔を持っている。
・有名なYoutube動画"
Yes We Can"や"
Vote Different"は、オバマと言うブランドにinspireされて作られたもの。プラットフォームから考えるのではなく、コンシューマを"inspire"し、参加を促すコンテンツを生み出す発想がマーケターにとって重要。
・・・こうした出来事700日間を克明につづった著者の
大柴ひさみさんは、とてもさっぱりした清々しい方でした。