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広報担当者にとって、記者会見はいわば晴れ舞台であると同時に、頭を悩ます場でもあります。特に質疑応答の時間は、聞かれたくない質問にどう対処するか、用意周到にQA集を準備したとしても瞬時の判断が求められる場合もありますし、かといって受ける質問を数問に限定して終了にしてしまうと、記者さんのフラストレーションもたまり、「逃げている」「隠している」という悪い印象を与えてしまうものです。

先日ジョブス流の否定の仕方というエントリで、一次は死亡説まで出たアップルのスティーブジョブス氏が、その噂を第4世代ipodの発表会の場で使い、会場を盛り上げたというエピソードをご紹介しましたが、昨日のMacBook発表イベントのQ&Aの時間でまた、彼独自のウィットに富んコミュニケーションを見ることができました。

Q&Aを開始する際にNGの質問を3つ示したのですが、それがまたスマート、というか好感が持てる示し方でした。

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1.決算についてのコメントはNG:Appleは上場企業なので、10月21日の決算発表日に関する質問は、その日のカンファレンスコールまで控えてほしいという、まずはまっとうな話しから、導入として。

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2.健康の話しはNG:「110/70」という数字のみをスクリーン上に表示。会場の出席者がその意味を読み解こうと首をかしげていると、続けてその下に「Steve's blood pressure(スティーブ・ジョブズの血圧)」の文字が表示。会場中を爆笑の渦に。

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3.経済の話しはNG:最後に表示されたのは米ニューヨーク証券取引所の写真。シリコンバレー企業時価総額トップ5に入るAppleが経済情勢の意見を求められるのは必至であり、こちらについても先手を打った形。「せっかくの製品発表会なので、製品に関する質問を優先してほしい」という同氏のメッセージもある模様。

スポークスパーソンの力量にもよるところが大きく、そのまま日本の会見に適用することはできないでしょうが、大変参考になるコミュニケーションの仕方だと思いました。

本日のニュースはITMediaでどうぞ。
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