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先日放送されたNHKスペシャル「インドの衝撃 第1回 “貧困層”を狙え」の再放送のなかで、ユニリーバの現地法人の取材シーンが放送されていたそうで、NB Onlineで紹介されていました。残念ながら、筆者は見ておらず、再放送なのですでに過去の話だとは思いますが、ちょっと驚くような内容でした。

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ユニリーバのスタッフ「毎朝シャワーの時に」
村の子供たち80人「毎朝シャワーの時に」

ユニリーバのスタッフ「トイレの後も」
村の子供たち80人「トイレの後も」

ユニリーバのスタッフ「遊んだ後でも」
村の子供たち80人「遊んだ後でも」

ユニリーバのスタッフ「食事の前も」
村の子供たち80人「食事の前も」

ユニリーバのスタッフ「ユニリーバのせっけんを使いましょう!」
村の子供たち80人「ユニリーバのせっけんを使いましょう!」
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「インドの農村ではテレビや新聞が普及していないためクチコミが重要な役割」ということで、ユニリーバのスタッフがせっけんを使う習慣がない農村の学校で行っている特別授業の様子で、番組によると、これまで4万を超える村で同様のキャンペーンをおこなってきたそうです。

ここだけ読むと、「洗脳」をいう言葉を連想せざるを得ず、いい印象は受けません。

なぜこのようなシーンが放送されてしまったのでしょうか?

実際の広報の現場では、取材を受けることによる意義やメリット、必要性、リスクなどを事前に検証するものですが、そこには海外の広報間の連携を含みます。

ユニリーバほどの企業であればそれがなされていない可能性のほうが低く、インド現地の取材が日本のNHKで放送されるメリットがインド市場にとってはあまりないでしょうから、日本の広報と相談した上で進んだものと想定されます。

あくまでも筆者の想像の域を出ませんが、「ユニリーバはインド現地の学校で、石鹸をつかう習慣の啓発活動をしている」、というポジティブなメッセージの露出を期待していたのではないでしょうか?

もしそうだとするならば、この場合いくつかの広報的なマネージメントがしっかりと行われていなかったのかも知れません。

自社のシーンが番組の中でどのような文脈で扱われるのかの確認、撮影可否のシーンのチェックや、現時法人スポークスマンのコメント内容の確認、HNKクルーとの密な連携や、可能であれば現地の取材立会いなど。

筆者も影響力の強いテレビ露出の際には、特に誤解のない紹介のされかたをしてもらえるよう、心がけています。例えば朝の生放送番組でのオンエアが予定されている場合などは、朝4時~5時ごろに、番組側と紹介コメントの最終確認などをさせてもらうこともあります。

メディア露出をあらゆる観点から検証し、結果までマネージすることが広報の仕事、とうことを改めて実感した記事でした。

本日のニュースは、NB onlineでどうぞ。
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テーマ:広報という仕事 - ジャンル:ビジネス




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