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企業の広報担当者は、日ごろ危機管理広報がいつ発生するか、そんなことを頭の片隅においているものですが、クライシスコミュニケーションは、情報を取り扱うメディアも常に背中合わせの状態です。

毎日新聞社は2008年6月23日、同社の英語版ニュースサイト「Mainichi Daily News」の中のコーナー「Wai Wai」で、低俗な内容の記事を多数掲載していたことへの批判として、このコーナーを閉鎖する「おわび」の記事を掲載しました(画像:Mainichi Daily Newsより)。

日本の社会や風俗の一端を紹介する、という趣旨で同社の外国人記者が執筆し海外に向けて発信していたことについて、内容が「低俗すぎる」「誤解を与える内容を世界に配信し日本をおとしめた」などの批判が2ちゃんねるでの掲載をきっかけに拡大し、閉鎖に追いやられた、というもの。

毎日新聞が掲載した「おわび」は、まさに危機管理広報の際に使用される「ポジションペーパー」というものです。

ポジションペーパーとは、主に次のような要素で構成されるマスコミ向けの説明資料のことで、そのままニュースリリースになることもあります。

①謝罪:自社の行為の非を認め、お詫びする。
②概要:発生した事象の概要や判明した事実、経過などを示す。
③原因:事故や誤りの発生原因についての把握している事実開示。
④再発防止策:再発防止策を具体的示す。
⑤責任表明:発生した事象の内容に応じ、会社としての責任の取り方を表明。

危機発生時は、とにかく迅速に、透明に、悪い情報こそ重要な情報、という心構えで望むことが大切ですが、いつ発生するかわからない危機管理広報に備え、このようなツールを準備しておくことも一方で重要ですね。

それにしてもこの事件、毎日新聞社によると、月間ページビューは260万を誇る、Mainichi Daily Newsのうち、当該のWai Waiが15%前後を占めていたそうです。ネットに広告をシフトさせようと取組んでいる媒体社の台所事情としては、止めるに止められなかったのかもしませんね。

本日のニュースは、イザ!でどうぞ。

さらなる詳細はJcastNewsの「毎日新聞英語版サイト 「変態ニュース」を世界発信」などもご参考に。

追記:記事の引用元とされていたメディアの反応やメタタグに「hentai」などを埋め込んでいたとの続報が出ています。大手メディアとしての看板を考えると、「処分」以上の改善策の提示などが求められそうな感じもしますね。
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テーマ:広報という仕事 - ジャンル:ビジネス




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