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Sankei

筆者もこれまでのエントリでそれぞれ取り上げて来ましたが、MSN毎日の契約解消にともない、新たに産経MSNがパートナーシップを結ぶことになります。

新たな独立したオンランメディアとしてのスタートをきる毎日は、新サイト「毎日.jp」の会見を18日に行った。今後、各記事にヤフーのソーシャルブックマークを導入するほか、更新情報のRSS配信や、記事を表示できるブログパーツの提供、アルファブロガーにおすすめブログを紹介してもらうコーナーなども開設するとのこと。

これまでのMSN毎日インタラクティブでは物足りなかった「インタラクティブの部分が大幅に強化されそうですね。

一方の産経はもっと鼻息が荒く、昨日行われた会見では、「ウェブファースト」を掲げ、スクープ記事も新聞発行を待たずに掲載するなど「神聖なる紙」の領域にも切り込む姿勢を見せたようです。

産経は、「ネット時代の報道機関としての使命を果たしていきたい」としていますが、日本の新聞各社には米国メディアのようにオンライン重視の姿勢を取れない理由があります。


それは日本全国津々浦々まで張り巡らされた販売店網です。日本の新聞が海外のものに比べて高いのは販売店マージンがあるからです。逆に海外の新聞は、発行部数は日本に比べて少ないが、その収入を広告にたよる「広告モデル」がすでに確立されています。

戸別配達制度を持っているのは日本と韓国だけ(韓国はかつて日本の植民地だったので)といわれており、販売店の力に支えられている日本の新聞各社は、顧客の名簿を持っていません。

この辺りのシステムの基本思想は、郵便制度などども共通していますね。一説には、新聞販売店は新聞の卸売りを引き受けた特定郵便局から発展したという話しもあるほどです。局舎内にコンビニが入った代々木郵便局のように、新聞販売店も今後は、新聞以外のチャネルとしての収益モデルを模索できるかもしれません。

話しを戻してMSN産経ですが、今回のサイトローンチに辺り、社内体制の変更やMSの技術との連携も行うようです。以下、箇条書きにてまとめます。

・紙とWebの編集部を統合。4人の編集長が交代で両方を指揮する(国内新聞社で初)
・記者はWeb用・紙用の別なく記事を書き、どちら(両方)に乗せるかは編集長などが選別
・1記事の掲載期をは6カ月に延長(1~3カ月が新聞サイトの平均という)し、一部記事は掲載期間を設けず半永久的に掲載
・Windows Live Messengerとの画面にニュースを表示する
・キーワードにマウスカーソルを合わせると検索結果を吹き出しで「サイドビュー」機能の採用
・ニュースを配信するWindows Vistaガジェット、ブログパーツの提供
産経が2年前から試験的に撮影してきた動画コンテンツを「MSN ビデオ」に配信

現在、産経新聞の発行部数は全国で約200万部だが、産経グループサイト全体の月間ユニークユーザーは約2,000万人に上り、PVは月間約3億5000万という。(「MSN毎日インタラクティブ」の月間ページビュー(PV)は約3~4億)。

それでも、Web事業からの収入は、産経新聞グループ全体の売り上げ(年間約2200億円)の「数%程度」で、紙の領域に自ら食い込んだ今回の取り組みが実を結ぶのはまだ時間がかかりそうです。が、大いに注目しましょう。

本日のニュースは、ITMediaでどうぞ。
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