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不二家

この画像はYahoo!ブログ検索(BETA)の注目度を示すグラフで(見やすく加工してます)、不二家について書かれたポスト検索された数の推移を示しています。この記事を書き終えるころには、この画像以上に投稿数検索数は増していると思う。(ブログの数の推移は、テクノラティをご参照ください)

さて、注目してほしいのは今日のインパクトです。今日の投稿数は、12月24日の投稿数注目度をいとも簡単に抜き去ってしまいました。

これが危機管理コミュニケーションの重要性を端的に示しています。

クリスマスシーズンに向けて不二家がどのようなプロモーションをしたのかは調べていませんが、少なくとも、クリスマス商戦時に注目され、有利に働く口コミがそれなりに発生したと考えてもいいと思う。(テクノラティのチャートからもそれがわかる)

が、今日のインパクトはそんなポジティブな効果をあっさりと否定してしまいました。少しでも危機管理についての正しい見識をもった役員がいれば、あるいは広報から正しい発言がなされる経営環境のにあったのなら、この最悪の事態は避けられたかもしれない。

20時20分にアップされたロイターの記事を引用してみる。

            *****
「考え方に甘さがあった。どう対応策策を考えていくのかという点に気をとられ、(公表するということに)意識が及ばなかった」とし、隠ぺいする意図はなかったとの認識を示した。しかし会見では「(問題が)マスコミに発覚すれば雪印乳業の二の舞となることは避けられない」と記された内部文書が作成されていたことも明らかになった。」
            *****

昨年11月8日に消費期限切れの牛乳を使用したシュークリームを出荷したことが発覚してから2ヶ月間も公表しなかったことに対する、会社側のこの発表を読んで寂しくなった。

雪印の二の舞」というメッセージは非常に強烈で記憶に残ってしまうが、この時点でここまで開示したことは評価できると思う。(後からリークなどがされるとさらに痛手を負うことになるので)

不二家株価


このグラフは同じくロイターのデータで昨日と今日の株価を示しています。ちょっとわかりにくいですが、今日の発表を受けて、業績悪化懸念を理由に株はいっせいに売られました(株価が下がり、売買高があがっています)。

クリスマス商戦を前に発表できなかったということは憶測できるけれども、おそらく隠し通せなかったときのインパクトを役員および広報がきちんと提言できる環境になかったであろうことがなんとも残念です。

行うべきコミュニケーションは非常にシンプルです。

誤解を恐れずに書くならば、悪いことをしたらなるべく早く「ごめんなさい」と謝り、「もうしません。そのために、これこれをします」と約束をする、子供のころと同じコミュニケーションをすればいいだけなのです。。。

ロイターによると、「不二家の洋菓子事業は、03年3月期に約8億円あった赤字は06年3月期に約3億円まで圧縮。07年3月期は営業黒字を目指すなど、復活の兆しが見えてきた矢先だった」、とのこと。

大人の事情で隠さざるをえないと判断してしまったことが、さらに大きなマイナスのインパクトをもたらすことに、きっとなるでしょう。

さまざまな事情を想像することができるだけに、当事者の皆様の心中をお察ししますが、誠実な対応を通じて一日も早く健全な市場復帰を果たして欲しいものです。

不二家のホームページではいまだに、お詫びの文章だけが提示されています。
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