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毎日ボートマッチ

05年の衆院選では「郵政選挙」、今回の参院選では、「年金選挙」という具合に、メディアを通じて発信される政治のメッセージは、単純化され、イメージ先行型になっている面は非常にあると思います。

そんな状況に一石を投じるサービスとして先日のエントリで取り上げた、「毎日ボートマッチ」ですが、実際に参院選が終わった後の分析が掲載されていました。

毎日ボートマッチでは、毎日新聞が全立候補者に行ったアンケートと同じ設問に有権者が答え、候補者と一致した回答を基に、有権者と各党候補者の考えがどれだけ近いかを数字で示す仕組み。

筆者も投票前に試してみたが、設問は格差社会、憲法、教育、消費税、年金など多岐にわたっており、どの党を支持すべきかを総合的に判断できるようになっている点が、特に良いと感じていました。

今回の参院選では、毎日ボートマッチは、7月29日の投票日までに約37万人が利用し、64%が占20~30代の利用者であったそうです。

世論調査室の福田昌史氏は今回の試みの結果を「若い世代の参院選への関心を高めることができたという手応えを得た。その一方で、政党の選挙戦略や選挙スタイルがいかに彼らの期待に応えていないかを実感した。」とまとめ、寄せられた具体的な感想を紹介してます。


これまで、「政党や議員を選ぶのに、何を手がかりにすればいいか分からずにいた」(30代女性)ため、「何となくマスコミから得たイメージで投票先を選んでいた」(30代男性)、「政党や候補者の違いが分からないから投票に行かなかった」(20代女性)という状況だったが、ボートマッチによって次のような効果が得られたそうです。

・「メディアから受け身で得る情報でなく、自分が質問に答えることで自身の考えが明らかになる」(20代女性)
・自発的に考えることが「新鮮な体験だから、選挙への関心を持てた」(20代男性)
・「年金以外にも争点があると気づいた」
・「政党ごとの主張の違いが分かった」

結論としては、「ボートマッチを試みて分かったのは、政治に無関心と言われる人でも政治課題を主体的に考える機会があれば、関心を抱くということだ。」(福田昌史氏)ということのようです。

今回のボートマッチのような取り組みは非常に有効であり、若者を選挙に向かわせるには一定の効果を挙げたと思います。特に今のソーシャルメディアを支える“Engagement”の流れを考えると、有権者だけでなく、政治家による“Engagement”も必要で、有権者と共に考える=集合知、という姿勢を見せられると本当の意味での「政治2.0」は実現するのだと思います。

本日のニュースは、Mainichi INTERACTIVEでどうぞ。
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